今大人の女性に必要な美容とは。
美容のプロも納得の、「顔の土台づくり」。
PROFILE
美容コーディネーター
弓気田みずほ(ゆげたみずほ)
伊勢丹新宿店で化粧品バイヤーを務めた経験を活かし、メーカーや商業施設へのコンサルティング・人材育成・講演等を手がける。美容誌や女性誌等のメディアでは、正しい化粧品選びの指南役として幅広く活動中。
- Question 01 -
- ANSWER -
エイジングケアに関してはいろいろなケアがありますが、そのうちの一つに、これまでは「たるみを持ち上げる」といった、リフトアップをするための様々な製品やケアがありました。リフトアップというと、「上に持ち上げる」という感覚が多いと思いますが、今はただ単に上に引き上げるだけではなく、立体感を出すアプローチが注目されています。
大切なのは、「顔にメリハリを持たせる」ということ。それが今のエイジングケアの方向性と言えます。
- Question 02 -
- ANSWER -
高い所はハリがあって、低い所はキュッとしまっているということです。よく「昔の写真と顔が変わってきた」、などと言います。例えば、「目が優しくなってきた」と言うと良いように聞こえますが、やはりちょっと目尻が下がってきたことや、同時にまぶたがたるんできたという事でもあるのです。所謂アイラインが引きずらくなってくる、という事なんだと最近わかってきました。
他にも、鼻の下が伸びてきたり、間延びしたような顔になってきてしまいます。メイクで顔の陰影をつくる事も大事ですが、骨格が変わってくるので昔と同じメイクだと似合わなくなってきます。メイクだけでは限界がありますが、顔にメリハリを持たせることで、若々しく見えるのです。
- Question 03 -
- ANSWER -
プロから自分に似合う最適な眉のデザインとまつげエクステンションを提案してもらい、顔全体の印象が変わりました。
眉とまつげの組み合わせで、顔がキュッと上がって見えるのです。目もとの施術で顔全体にメリハリが出るという発想がおもしろいと思います。
まつげエクステンションは、自まつげの一番長い毛に合わせたリカバーデザインをつけることで、自然なアイライン効果が生まれます。眉は自己判断だと、高さなどもどこまで描くか分かりませんし、ただ形だけを描いても左右でバランスが悪くなることも。
一人ひとりのその時の顔に合わせて目と眉のフォルムを作っていくべきです。
自分で自分を客観視することは難しいですが、もっと自分の顔のバランスをプロに託して見直すことが、今の大人の女性には必要なテクニックです。プロの手を借りて、360度365日どこから見ても「キレイ」でいることが大人の女性の嗜みと言えます。